いらっしゃいませ!
サイボウズ商店店員の森です。
朝や夜は少し涼しく、過ごしやすい日も出てきましたね🐼👍
今回は 2023年8月31日(木)に発売された書籍、
『わたしからはじまる心理的安全性
リーダーでもメンバーでもできる「働きやすさ」をつくる方法70』の
リーダーでもメンバーでもできる「働きやすさ」をつくる方法70』の
著者の1人であるサイボウズチームワーク総研の「なかむら アサミさん」
のインタビュー記事をお届けいたします!
のインタビュー記事をお届けいたします!
最後まで読んでいただけると嬉しいです😊✨
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最近よく聞く「心理的安全性」とは…?
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この度は発売おめでとうございます!今日は本書について、
色々とお話を聞かせていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
まず、本のタイトルにもありますが、最近よく聞く「心理的安全性」とは
簡単に言うとなんでしょうか?
心理的安全性とは、チームメンバーが心理的に安心して働くことのできる環境
のことを指し、成果を出すチームをつくっていく上で、最も重要な土台のことです。
のことを指し、成果を出すチームをつくっていく上で、最も重要な土台のことです。
2016年にGoogleのプロジェクト・アリストテレスというチームの研究によって
世界的に有名になりました。
世界的に有名になりました。
Googleはチームを効果的に機能させ収益を高めるためには、心理的安全性が
極めて重要であると結論づけたのです。
極めて重要であると結論づけたのです。
チームとして成果を出すためのカギが科学的に明らかになって、しかも意外にも
心理的なものが関係していたということが大きな話題になったと本書にもありましたね?
そうですね。心理的安全性を高めるために日本でも多くの企業が取り組みを
行っています。2019年のコロナ前にも心理的安全性に関するセミナーを
チームワーク総研でもやっていましたが、当時はまだ注目度が低かったのと
比較すると、近年の注目度の高さを肌で感じます。
自分のチームで安心して働いて欲しいというのは、多くのリーダーの願いだと思います。
もちろん、メンバーとしても、心理的安全性の高いチームで働きたいと考えますよね。
もちろん、メンバーとしても、心理的安全性の高いチームで働きたいと考えますよね。
はい。働き方の多様性が広がり、私達を取り巻く外部環境の変化が激しい今こそ、
チームとして成果を出すために「心理的安全性」に今一度目を向けてほしいと思います。
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心理的安全性は誰がつくるか?
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本書から「心理的安全性の高いチームはリーダーだけが頑張ってつくるのではなく、
メンバーがやれることも沢山あるよ!」というメッセージを受け取りました。
心理的安全性に関連する書籍は数多く出版されていますが、上司や管理職に
向けたものが多いんです。この本では、部下(メンバー)の人にできることは
何か?も塩見さんと書いていきました。
向けたものが多いんです。この本では、部下(メンバー)の人にできることは
何か?も塩見さんと書いていきました。
それは「心理的安全性」をつくるためには、上司と部下の双方向で提案・傾聴
していくのが重要と考えているからなんです。
していくのが重要と考えているからなんです。
双方向で提案・傾聴していくこと…ですか。
本書を読んでいてドキッとした一文がありまして、それが
「(メンバーに向けて)心理的安全性の高いチームに必要なのは空気を読むこと
ではなく、チームをよくするための発言と議論です」という箇所です。
本書を読んでいてドキッとした一文がありまして、それが
「(メンバーに向けて)心理的安全性の高いチームに必要なのは空気を読むこと
ではなく、チームをよくするための発言と議論です」という箇所です。
チームメンバー1人1人が「自分がチームを良くするんだ!」という心構えがあって初めて、
心理的安全性が成り立つんだと考えさせられました。
心理的安全性が成り立つんだと考えさせられました。
そこまで感じ取っていただけて嬉しいです!
第1章でも出てくる「会議の紙をなくしたい」と、あるメンバーが勇気持って
上司に伝えた結果、あっさりと賛同してくれたというエピソードがあります。
上司に伝えた結果、あっさりと賛同してくれたというエピソードがあります。
メンバーが気づいていることが、上司も気づいているとは限らないということなんです。
メンバーも勇気が必要な提言をする前は、ネカティブな結末を考えては、
何も提言しないという行動になってしまいがちです。ですが、今回のような
あっさりと賛同してくれるという「自分の発言が受け入れられる体験」をすることで、
もっとチームのための提言が自発的に生まれていく好循環になるんです。
結果的に、心理的安全性の高いチームがつくられていきます。
何も提言しないという行動になってしまいがちです。ですが、今回のような
あっさりと賛同してくれるという「自分の発言が受け入れられる体験」をすることで、
もっとチームのための提言が自発的に生まれていく好循環になるんです。
結果的に、心理的安全性の高いチームがつくられていきます。
私もメンバーとして、しっかりチームの心理的安全性を高める努力をしようと思います…!
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「心理的安全性?私の職場には必要なさそう」という方に
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いざ、心理的安全性と言われても、自分たちの職場には必要ないかな?と
考えている方もいらっしゃると思います。
それでいうと、心理的安全性を高めるというのは「リスクマネジメント」にもつながる
ということをお伝えしたいです。昨今私達を取り巻く環境では、パンデミック・
ということをお伝えしたいです。昨今私達を取り巻く環境では、パンデミック・
自然災害などによる危機や労働人口の減少など、様々なリスクが増えてきています。
メンバーは知っていたけど報告しなかった、リーダーに報告しても取り合って
もらえなかった等、心理的安全性の低いチームでは、日常の小さな積み重ねが
いまや大きな事故につながり、社会問題になることもあります。
もらえなかった等、心理的安全性の低いチームでは、日常の小さな積み重ねが
いまや大きな事故につながり、社会問題になることもあります。
心理的安全性が高いというのは、単に心地よい・成果を出すなどのプラスの側面
だけを見ているのではなく、コンプライアンス遵守・企業のリスクマネジメント
にもつながっていきます。
だけを見ているのではなく、コンプライアンス遵守・企業のリスクマネジメント
にもつながっていきます。
なるほど。うちの職場はこれまでのやり方で何も困ってないという企業が
あったとしても、外部環境の変化により引き起こされる問題を抑止していく
ために、心理的安全性を高めながら、リスクマネジメントをしていくことも
重要なことかもしれませんね。
重要なことかもしれませんね。
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TIPS形式で進んでいく本書のメリット
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本書は心理的安全性の高いチームをつくるためのTIPSを70個ご紹介していますね。
TIPS形式を選ばれたのは何か理由があるのでしょうか?
本をつくる上で、「分かりやすさ」を重視した結果です。
「心理的安全性」が大事なのは分かった、では、自分たちは次に何をすればいいの?
という問いに答える本にしたかったのです。
なるほど。本書は、メンバーやリーダーなど役割ごとにTIPSが書いてあるので、
TIPSがとても自分ごと化しやすかったです。既にこれはできてるな、
これは最近やれてないなとか、点検しながら本書を読み進められました!
1回本を読んだ後は、実際に1日1個でも良いのでTIPSを実際に試していきながら、
TIPSがとても自分ごと化しやすかったです。既にこれはできてるな、
これは最近やれてないなとか、点検しながら本書を読み進められました!
自分で効果を体感していくと、さらに本書の効果を感じられるのではないかと思います。
良いと思います!実践することがすごく大切です。
本書にも、心理的安全性を高めるために近道はなく、語学習得や健康維持と同じく
日々コツコツと実践していくのが大事とありました。
その結果、ある時点で加速度的に関係性が良くなることもあると書かれており、
すごくワクワクした一文でした。
そうですね。ありがとうございます!
自分の所属するチームなどで、この本の読書会などができると、チームの共通
認識をつくるきっかけにもなりそうだと感じましたが、どうですか?
それもすごく良いと思います!もちろん、自分ひとりで始める場合にも、
TIPSは小さなアクションを集めているので、無理なく継続してもらえると思います。
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このコラムを読んでくださっているあなたに伝えたい!
編集後記
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本編はいかがでしたでしょうか?
自分はメンバーという立場なのですが、この本を読んでメンバーとして自分が
できることを改めて探そう!というモチベーションになりました。
職能や専門性が個人に求められる時代になっていますが、改めてソフトスキル
(曖昧で見えにくく、測定することが難しいEQ)が注目されているのは、
ソフトスキルの土台がないとハードスキルが機能しないことも分かってきたから
だそうです。
そこにソフトスキルの一種である、今回ご紹介した「心理的安全性のスキル」を
身につけられた人材であれば、どこのチームでも歓迎される人材になれそうです。
21世紀のビジネスパーソン必見の「心理的安全性のスキル」を身につけたい方は、
ぜひ本書を手にとってみていただければと思います!
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!😊
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